イングランドプレミアリーグのサウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也(30)が、英国の永住権を取得した。在英6年半となる吉田は、英紙「サン」の取材に「永住権を取得した。6年間待つ必要があったけど、試験に合格した」と報告した。インタビューでは世界最高峰リーグで生き残ってきた秘訣について「自分の長所や、ほかの選手との違いを理解するよう努めた。それにプレミアリーグで生き残るために適応する必要があると思った」と触れた。

 クラブで、たびたびさらされてきたポジション争いにも「こうした環境が僕をたくましくし、成長させてくれた。代表から戻ってくるとポジションがなくなることもある。ときには『またポジションを奪い返さないといけないのか!』と思うこともあった」と素直な心境を明かした。