【欧州CL決勝T】レアルまさかの敗退 次期監督に名将モウリーニョ氏浮上

2019年03月06日 11時30分

4点目のゴールを決められぼう然のRマドリードイレブン(ロイター)

【スペイン・マドリード発】まさかの敗退だ。欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦(5日=日本時間6日)が行われ“白い巨人”ことレアル・マドリード(スペイン)はアヤックス(オランダ)に1―4で敗れて2戦合計3―5で敗退が決まり、史上初の4連覇を逃した。すでにサンチャゴ・ソラリ監督(42)の更迭が確実視されており、後任には名将ジョゼ・モウリーニョ氏(56)の就任が有力視されている。

 ホームで屈辱の完敗だった。公式戦2連敗中と調子の上がらないなか、大黒柱のDFセルヒオラモス(32)を出場停止と大きなハンディを背負って臨んだ。昨季の欧州王者は序盤こそ安定していたが、前半7分に先制弾を許すと、歯車が狂ったのか、アヤックスの攻勢を受けて18分にも失点。瞬く間に2戦合計でリードを許してしまった。

 しかも29分にFWルーカス・バスケス(27)と35分にFWビニシウス(18)が負傷し、前半で交代枠を2つも使うなど後手後手に回った。迎えた後半もアヤックスの猛攻を受け、17分に3失点目を喫し、25分にMFマルコ・アセンシオ(23)のゴールで何とか追撃ムードをつくったものの、直後の27分に再び失点を許し、本拠地で1―4で敗戦。前人未到のCL4連覇を果たせなかった。

 Rマドリードがベスト16で敗退するのは実に9季ぶりのこと。今季の無冠の危機にDFダニエル・カルバハル(27)は「この1週間ですべてがなくなってしまった。今夜は言い訳を探すこともできない。相手の方が上だった。僕らはクソみたいなシーズンを過ごしている。今シーズンはほとんど終わったのと同じ」と話し、事実上の終戦を宣言していた。

 すでにRマドリードはスペイン1部リーグで首位のバルセロナと勝ち点12差の3位とリーグ優勝も絶望的な状況にある。しかも直近2試合は宿敵バルセロナと対戦する“クラシコ”で2連敗と欧州王者のプライドはズタズタ。この試合を含め直近の公式戦5試合で1勝4敗と“白い巨人”は崩壊寸前と言える。

 地元メディアは、戦前からソラリ監督の解任は避けられないと報道。すでに後任には、かつてRマドリードを率いた名将モウリーニョの名前が浮上している。CL4連覇を逃し、今季タイトル獲得の可能性がほぼ消えたことでチーム再編が加速するのは間違いない。