【森保ジャパン】負傷者続出…昌子ら森保体制で未招集組の復権なるか

2019年03月06日 11時00分

フランスで安定したプレーの昌子(右=ロイター)

 負傷者続出の森保ジャパンで“再チャレンジ組”が脚光を浴びそうだ。日本代表は3月の国際親善試合でコロンビア(22日、日産)、ボリビア(26日、ノエスタ)と対戦する。アジアカップ後に負傷者が相次ぐ事態で選考にも影響が出る中で注目されるのが、A代表経験がありながら森保体制でチャンスがない選手たち。復権の時はすぐそこまで迫っている。

 南米の強豪を迎えて重要な強化の場となる3月の2連戦。だが森保ジャパンは故障禍に見舞われている。

 アジアカップで負傷したFW大迫勇也(28=ブレーメン)、MF遠藤航(26=シントトロイデン)、MF青山敏弘(33=広島)はいまだに戦列に復帰できていない。さらにDF長友佑都(32=ガラタサライ)が2月24日のアクヒサル・ベレディエスポル戦で左ヒザを負傷し、2日にトルコ紙「ミリエト」など地元メディアは後十字靱帯の損傷と診断されたと一斉に報じた。

 昨夏のロシアW杯以来となる代表復帰が期待されていたMF香川真司(29=ベシクタシュ)も左鼠径部を負傷したとクラブが発表。中心を担うべき選手たちにケガが相次ぎ、野戦病院と化している状況だ。

 となれば若手の抜てきに目が向くが、3月はU―22代表が公式戦のU―23アジア選手権予選(ミャンマー)、U―20代表も海外遠征(場所未定)を予定。招集の拘束力がない6月の南米選手権(ブラジル)は若手主体となる可能性もあり、今回は本来の世代のチームでのプレーを優先させておきたいところ。そこで白羽の矢が立つのが再チャレンジ組だ。

 森保一監督(50)は「基本は試合に出ている選手を招集していく」との方針を強調しており、特に厳しい競争環境でプレーする欧州組を「外国人枠で助っ人として見られる中でやっている」と高く評価している。現在欧州で活躍しながら自身のもとで未招集の選手に目を向けると、DF昌子源(26=トゥールーズ)やMF小林祐希(26=ヘーレンフェイン)、FW久保裕也(25=ニュルンベルク)、MF森岡亮太(27=シャルルロワ)ら好調選手が浮上してくる。

 復権を期す中堅が登用されれば、森保ジャパンのレギュラー争いが激しさを増すのは必至。苦しい台所事情の中でも指揮官は“次の一手”を探している。