香川真司 左脚鼠径部を負傷し移籍後初のベンチ外 代表復帰に黄信号

2019年03月04日 16時30分

 本当に大丈夫なのか。トルコ1部ベシクタシュに移籍したMF香川真司(29)が敵地で行われた2日のカイセリスポル戦で、移籍後初めてベンチ入りメンバーから外れた。地元紙は香川が左脚鼠径部(つけ根)を痛めたと報道。治りにくい部分の故障だけに、今後の日本代表復帰にも暗雲が垂れ込めてきた。

 移籍加入直後の試合で途中出場ながら2得点の活躍を見せ、イスタンブールダービーとなった2月25日のフェネルバフチェ戦で初先発。順調に実績を積み上げてきた中でのアクシデントとあって、関係者やサポーターからは心配の声が絶えない。しかも、鼠径部の故障は過去に元日本代表FW中山雅史(51=J3沼津)ら多くの選手を苦しめてきたケガで、手術が必要な場合もある。

 ただでさえ、チーム内では難しい状況に置かれている。フェネルバフチェ戦では1アシストを記録したが、後半に失速。シェノル・ギュネシ監督(66)からは「守備力が物足りず、後半からパフォーマンスが落ちた」と指摘された。ドイツ、イングランド時代から言われている課題を再び突きつけられ、故障が癒えたところで出場は確約されたものではなくなりつつある。

 香川の日本代表復帰の条件は、所属クラブでの出場機会の確保と言われるだけに、今回の故障でピッチから遠ざかれば22日の国際親善試合コロンビア戦(横浜)、26日のボリビア戦(神戸)の招集は難しくなる。一刻も早い回復を願うばかりだ。