“デスゴール”の呪縛に苦しむ磐田・前田

2013年04月05日 16時00分

 日本代表FW前田遼一(31=磐田)が“デスゴール”の呪縛に苦しんでいる。3日のナビスコカップ川崎戦にフル出場した前田はシュートゼロと低迷し、チームも1―2と敗戦。「決めないといけなかった…。練習でアピールして、また出られるように頑張ります」と声を絞り出した。

 

 今季の前田はリーグ戦も含めいまだ無得点。その理由を磐田の主力選手はこう明かした。「チーム内ではデスゴールとか意識してないけど、あれだけ(話題が)続くと騒がしくなる。周りもいろいろ言うから。気にしないでやってほしいんですけど…」。

 

 前田がシーズン最初のゴールを決めたクラブが次々とJ2に降格したため、「デスゴール」と呼ばれるようになった。もともとスロースターターだが、今季は開幕から“デスゴール”に注目が集まったことで、前田にもプレッシャーがかかり、敵DFのマークも普段以上にタイトとなった。

 

 その影響から日本代表として臨んだ2014年ブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン戦(3月26日)も無得点と、精彩を欠いた。「チームで(前田が)点を取れるようにしないと。早く点が取れれば楽になる」と磐田イレブンは一丸となって支援するも、ゴールは遠い。

 

 すでにJリーグ開幕から1か月。果たして、不振のエースは逆境を跳ね返すことができるか。