なでしこジャパンMF・宇津木瑠美が激白 「W杯に向けてもう一段階、殻を破っていきたいです」

2019年02月28日 11時00分

宇津木は若手との融合を目指す

 美人MFが世界女王返り咲きを誓った。国際親善大会「シービリーブスカップ」(27日=日本時間28日、米国で開幕)に臨むなでしこジャパンMF宇津木瑠美(30=レイン)が本紙の直撃に胸中を語った。6月のフランス女子W杯で2大会ぶりの王座奪還へ向けて、台頭著しい若手イレブンとの世代融合を掲げ、さらなるレベルアップを誓った。

 ――W杯イヤーの活動がスタートした

 宇津木(W杯に向けて)新たにできることはたくさんあると思っています。今までの自分自身というより今までできなかったこと、やってこなかったこと、気付けなかったことにチャレンジしていきたい。

 ――特に意識していることは

 宇津木 守備的なポジションですし、チームを落ち着かせたり、そういうことを継続しつつも、若手に負けないように果敢なプレーも意識していきたい。今まではチーム、個人として落ち着きながらチームの和をより強固にするという目的でやってきましたけど、大きい大会(W杯)に向けてもう一段階、殻を破っていきたいです。

 ――昨年9月に米国のシーズンが終わってからの過ごし方

 宇津木 実家近くの(なでしこ2部)大和シルフィードでトレーニングに参加させてもらいました。(同クラブ指導者で元なでしこジャパンの)小野寺(志保=45)さんと四方(菜穂=39)さんは(日テレ)ベレーザのときにお世話になった先輩方ですので。あとは地方を回って子供たちにサッカー教えたり、いいオフを過ごせました。

 ――なでしこジャパンは若手の成長が著しい

 宇津木 ひと回り近く(年齢が)違う子もいますし、これまで若い選手と絡める機会もなかったので性格的なことをオフ・ザ・ピッチも含めて知っていければ。そうすればおのずとピッチ内のコミュニケーションは強固になっていきますからね。

 ――米国でシービリーブスカップを戦う

 宇津木 アジアの大会で連戦はやりましたけど、中2~3日で欧米の選手たちとやる機会はないので一戦一戦、身を粉にしてやっていく中で肉体的、精神的な疲労を知ることが大事。それに(W杯の)1か月は長いので、抜くところは本当に抜かないといけないことを、みんなでコミュニケーションを取りながら意識していればと思います。

 ――これまで五輪と縁がない。東京五輪は

 宇津木 一つの大会が終わるとやり切った気持ちが大きいけど、それでもシーズンは続いていく中で精神的にも肉体的にもタフなところがあってうまく調整できなかったのかもしれません。まだ若かったこともあって周りの方にSOSを出せなくて意固地になっていた部分もあったのかな、と。でも年齢を重ねた今では助けを借りられるところは借りてやっていければと思っています。