【欧州CL】C・ロナウド 個人として狙う“CL4連覇”がピンチ

2019年02月21日 11時30分

不発のC・ロナウドは厳しい結果に言葉を失った(ロイター)

【スペイン・マドリード発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦の2試合が20日(日本時間21日)に行われ、ユベントス(イタリア)は敵地でアトレチコ・マドリード(スペイン)に0―2で完敗した。今季新加入のFWクリスチアーノ・ロナウド(34)はまさかの大ブレーキで無得点。個人として狙う“CL4連覇”の夢が危うくなってきた。

昨季まで慣れ親しんだ町は、ユベントスの背番号7に非情な結果をもたらした。レアル・マドリード所属時代、何度もダービーマッチでしのぎを削ったアトレチコの本拠地、エスタディオ・メトロポリターノ。大ブーイングで迎えられたC・ロナウドは試合後、アトレチコの勝利に沸くサポーターの歓喜を背にしてスタジアムを去った。

 さすがのイタリア7連覇王者も序盤からアトレチコのハイプレスに苦しめられた。C・ロナウドはFWマンジュキッチ、FWディバラとの連係を寸断され、自慢の3トップが機能しない。前半9分のC・ロナウドの直接FKもGKの好セーブに遭って、ゴールはならなかった。

 前半はなんとかスコアレスで折り返したが、後半に入るとC・ロナウドにボールが入らなくなり、次第に存在感は薄れていった。攻勢を強めたアトレチコを抑えきれず、25分についに鉄壁の守備ラインが決壊。FWアルバロ・モラタ(26)のヘディング弾は、直前にファウルがあったとしてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で取り消されて一安心だったが、33分にはCKからのこぼれ球をDFホセ・ヒメネス(24)に押し込まれて先制点を許した。

 さらにその5分後、FWグリーズマンのFKをクリアしきれず、ボールは左サイドに流れた。それに鋭く反応したDFディエゴ・ゴディン(33)に対し、近くにいたC・ロナウドのチェックが遅れてシュートを打たれ、痛恨の2点目を献上。試合はこれで決した。

 VARで判定が覆る幸運を生かせずに敗れただけでなく、アウェーゴールも奪えなかったC・ロナウド。昨季までレアル・マドリードでCL3連覇を成し遂げ、新天地に移った今季は個人での“4連覇”を狙っているが、その夢にも黄信号がともった。今季のCL決勝の舞台は、この日煮え湯を飲まされたエスタディオ・メトロポリターノ。第2戦で逆転し、再び“因縁の地”に戻ってくることができるか。