優勝本命・川崎に天敵が出現 昨季完敗の浦和にVの可能性

2019年02月20日 11時00分

【2019Jリーグ大予想】2連覇中の川崎が今季も優勝候補の本命であることに異論はない。だが、実は昨季の川崎はホーム&アウェーの2試合で勝ち点を1点も奪えずに2連敗したチームが2つある。それはC大阪と浦和だ。

 C大阪は2年前のルヴァン杯決勝、昨季の富士ゼロックススーパー杯も含めると川崎に公式戦4連勝中。浦和は昨季2試合とも2―0の完勝で失点もゼロだった。川崎はこの苦手を克服しない限り3連覇は難しいだろうし、逆転されてもおかしくない。

 ただし、C大阪は主力のFW杉本健勇が浦和、MF山村和也が川崎、MF山口蛍が神戸に移籍し、戦力ダウンは否めない。J2東京Vでまずまずの結果を残したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(61)も、J1は初采配で不安もある。

 逆に浦和は杉本に加えてDF山中亮輔、DF鈴木大輔(29)と代表級を獲得。控えの層も充実し、アジアチャンピオンズリーグとの並行開催でも戦力ダウンは考えにくい。何より、昨季途中に就任したオリベイラ監督が、今季は一からチームをつくれる。川崎以上に勝ち点を積み重ねられる可能性が高く、優勝できるとみる。

 面白い存在なのは札幌。昨季の4位はフロックではなく、ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)のサッカーがより浸透する今季は怖い。移動のハンディを乗り越えればACL出場権獲得も可能だ。大補強の神戸は守備陣が脆弱。昨季終盤に9連勝したG大阪はエースFW黄義助(26)のフル稼働が微妙で優勝までは難しいか。