【サッカー情報局】サッカー担当記者 カタール1部アルドハイルに加入したMF中島翔哉(24)が、16日のアルサイリヤ戦で新天地デビューしました。

 デスク イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトン移籍が有力視されたけど、まさかのカタール。しかも日本人の最高額となる移籍金3500万ユーロ(約43億4000万円)で入団して話題になったな。

 記者 司令塔として先発出場し、後半25分には決勝ゴールの起点となるスルーパスを送るなど勝利に貢献しました。期待に応える上々のスタートを切りましたね。ただカタールリーグのレベルを考えると素直には喜べませんよ。

 デスク 同国代表はアジアカップで日本を破って初優勝したし、2022年W杯開催国として国を挙げてリーグも強化しているんじゃないのか。

 記者 元スペイン代表MFシャビ(39)や元オランダ代表MFウェズリー・スナイデル(34)らビッグネームが続々とカタールに移籍していますが、いずれも全盛期を過ぎた選手。ある選手代理人も「欧州の三流、四流の国と比べてもどうか…。Jリーグのほうがレベルは高い」と指摘するように、決してレベルは高くありません。

 デスク まだ24歳で伸び盛りの中島もカタールでさらに成長するのは難しいってことか。

 記者 エースナンバーの10番を背負って大きな期待がかかる日本代表でも、今後のプレーに影響が出ないか心配です。恐らく森保一監督(50)も戸惑っているんじゃないでしょうか…。