長友、香川の活躍でトルコで日本人ブーム 岡崎にも熱視線

2019年02月19日 11時00分

トルコで岡崎(右)人気が急上昇(ロイター)

 トルコで日本人ブームが巻き起こっている。同国1部ベシクタシュで好パフォーマンスを見せるMF香川真司(29)とガラタサライで高い評価を得ているDF長友佑都(32)の存在もあって、同国サッカー界では“戦力”となる日本選手への注目度が急騰中。すでに次なるターゲットとして元日本代表FW岡崎慎司(32=レスター)に熱視線が注がれている。

 トルコデビュー戦で2ゴールと衝撃デビューした香川は「ボスポラスの侍」と呼ばれるなど、同国内での注目度は急上昇。ドイツ1部ドルトムントから今シーズン末までのレンタル移籍ながら早くも完全移籍を求める声が上がり、サポーターのハートをがっちりキャッチした。
 さらにピッチ外でも大きな効果が出ている。香川の背負う23番のユニホームが記録的な売り上げをマークしたのをはじめ、チケットやグッズ販売と商業面も加速。昨季途中からガラタサライ入りし、好パフォーマンスを見せている長友と合わせて、トルコサッカー界では日本人選手への評価がうなぎ上りだ。
 そんな中、香川、MF本田圭佑(32=メルボルン・ビクトリー)とともに「日本のビッグ3」と呼ばれる岡崎に熱視線が注がれているという。
 欧州事情に詳しいJ1クラブ強化担当者は「トルコで複数のクラブが岡崎に強い関心を持っている。ベシクタシュは香川がいなくなった際の後釜として、もし残ったとしてもコンビで引き続き日本市場を意識できる。フェネルバフチェも、ライバルクラブの盛り上がりを見て獲得に動く可能性がある」と指摘する。
 中でも注目はフェネルバフチェだ。長友のガラタサライ、香川のベシクタシュとともにイスタンブールを本拠地とするトルコ3大クラブの一つ。今季は優勝争いをするライバルとは対照的に低空飛行が続いており、チーム再建に向け、イングランド・プレミアリーグのレスターで「奇跡の優勝」に貢献した岡崎に興味津々というのだ。
 日本人にも友好的で環境面でも適応しやすそうなトルコは有力な移籍先候補と言えるが、本田の所属するオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーや冬の移籍市場でオファーを出したイングランド・プレミアリーグのハダースフィールドも獲得への意欲を示しているという。
 さらに岡崎はレスターとの契約が今夏に満了し、移籍金が発生しないため、各クラブからオファー殺到が予想されている。果たしてモテモテの侍ストライカーはどこへ行くのか。