Jリーグのキックオフカンファレンスが14日、都内で行われ、J1各クラブの監督と選手が出席。J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)は開幕からフル回転を誓った。

 スペイン1部バルセロナから神戸に移籍した昨季は7月にJ1デビュー。今季はC大阪との開幕戦(22日)に合わせてキャンプなどで調整してきた。「コンディションはいい。去年は少し適応するための時間があったが、今年はしっかりと準備ができている」と順調ぶりをアピールした。

 その上で「自分のベストのバージョンを出すことでチームの勝利に貢献したい。自分のプレーは大きく変わらないが、(昨季のプレーで)相手チームのことをより多く知ることができたので、よりよい選択をしていけると思う」とクオリティー向上を約束した。

 スペインが優勝した2010年南アフリカW杯で同僚だったFWダビド・ビジャ(37)の加入でチーム力はアップ。イニエスタは「いい動きができて、ゴールをもたらしてくれる選手。彼が主役になれるようにサポートしていきたい」と大きな期待を寄せた。