Jリーグの「キックオフカンファレンス」が14日、都内で行われ、J1クラブの代表選手と監督が出席した。

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)に加えて同FWダビド・ビジャ(37)も加入した神戸は、ひと足早く22日(他のJ1クラブの開幕戦は23日)にC大阪とJ1開幕戦を迎える。

 昨季は7月からの加入だったイニエスタは、今季は開幕からフル参戦。「自分のベストのバージョンを出すことでチームの勝利に貢献したい。プレー自体は大きく変わらないが、相手チームのことをより多く知ることができたので、よりよい選択をしていけると思う」とプレークオリティー向上を約束した。

 さらに目指すサッカーのスタイルについて「特定の選手というより、チーム全体で守備から攻撃にバランスの取れたサッカーが大事。チームとして、いい試合をして勝ちを重ねていければ」とチームワークを強調した。

 また新シーズン到来を告げるゼロックススーパーカップ(16日、埼スタ)で対戦する昨季のJ1王者・川崎のDF谷口彰悟(27)と昨季の天皇杯覇者・浦和のDF槙野智章(31)も開幕への意気込みを語った。

 谷口は「目標とする3連覇に向けてチーム全員でチャンレンジしている。その成果を出したい」。槙野は「リーグ戦で優勝するため自分の力を最大限に発揮したい。まずは昨年のチャンピオンとの対戦で、今年の浦和は違うぞというところを見せたい」と力を込めた。