原技術委員長は本田復帰を楽観視

2013年03月31日 16時00分

原博実技術委員長

 日本サッカー協会の原博実技術委員長(54)が30日、J1川崎―甲府戦(等々力)を視察に訪れ、長期離脱中の日本代表FW本田圭佑(26=CSKAモスクワ)の現状を説明した。2014年ブラジルW杯アジア最終予選オーストラリア戦(6月4日、埼玉)に出場できる可能性が出てきた。

 

 右ヒザや左足首の負傷などでアジア最終予選ヨルダン戦(26日、アンマン)を欠場した本田は、治療のため一時帰国している。この日、川崎―甲府戦が行われた等々力陸上競技場を視察に訪れた原委員長は、気になる本田の状況について言及した。「いろんなところをチェックしてもらっている。本人も(プレーを)できないわけじゃないけど、しっかり足首を治したいのがある」 同委員長によると、足首の治療が最優先事項だという。本田は2月6日の親善試合ラトビア戦出場を最後に試合から遠ざかっているが、実はその試合も違和感を抱えていたという。「かばっている影響が、いろいろなところに出たのかも」と原委員長は分析する。また、一部で報じられたインフルエンザの合併症の疑いについては「関係ないんじゃない」と否定した。

 

 本田が不在の日本代表はヨルダン戦でW杯出場を決められず、出場権獲得は6月のホームでのオーストラリア戦に持ち越しになった。同試合も本田の出場が微妙となっている中、原委員長は「間に合うんじゃないの、と思うけど」という見解を示した。 本田は来週まで日本に滞在予定で、代表ドクターやフィジカルコーチのほか、原委員長も対面する方針だ。「(ザッケローニ)監督を含め、みんな心配してる。バックアップしていきたい」と語る原委員長。日本のエースに、わずかながら光明が見えてきた。