【スペイン・バルセロナ6日(日本時間7日)発】スペイン国王杯準決勝第1戦、5連覇を狙うバルセロナと、タイトル奪還をもくろむレアル・マドリードが対戦した“クラシコ”は1―1で引き分けた。

 ホームのバルセロナは右太ももを負傷しているエースFWリオネル・メッシ(31)がベンチスタート。その影響からか序盤は攻撃が機能せず、Rマドリードに攻め込まれた。前半6分にはFWカリム・ベンゼマ(31)の折り返しをFWルーカス・バスケス(27)に合わせられて先制を許すなど、ハーフタイムまで主導権を握れなかった。

 後半に入って攻勢に出ると、12分にはメッシの代わりに先発したFWマウコム(21)がこぼれた球をたたき込んで同点とした。勝ち越しに向けてスタジアムの雰囲気も高まった18分にはサポーターからの「メッシ」コールを受けて大エースが登場。しかし、その後はネットを揺らせずに、バルセロナは本拠地で痛恨のドローとなった。

 決勝進出のかかる第2戦は27日(同28日)にマドリードで行われる。