ベシクタシュ衝撃デビュー 香川劇場2発

2019年02月04日 16時30分

【トルコ・アンタルヤ3日(日本時間4日)発】トルコ1部ベシクタシュにレンタル移籍したMF香川真司(29)は6―2で圧勝した敵地でのアンタルヤスポル戦で後半36分から出場。新天地でのデビュー戦でいきなり2得点する活躍を見せた。

 ドイツでたまったうっぷんを晴らすかのようなプレーだった。

 2日前にチームに合流したばかりの香川はベンチスタート。それでも4―1でリードした後半36分にピッチに立つと、いきなり見せた。

 37分。最初のボールタッチでカズ・三浦知良(51)ばりのフェイントをしながらドリブルで駆け上がると、相手DFの足の間を抜くシュートでトルコ初得点を挙げる。

 さらに直後の39分にはFKのチャンスでキッカーを任される。

 縦回転をかけたボールはDFの壁を越えたところで急降下。予期せぬ動きに逆をつかれたGKをあざ笑うかのように、ゴール右隅に突き刺さった。

 ドイツ1部ドルトムントで迎えた今季前半戦は公式戦出場わずか4試合とプレーの機会が激減し、昨年11月から移籍を志願。クラブも容認する姿勢を示していた。

 だが冬の移籍期限が迫る中で、1月30日には水面下で進めていたフランス1部モナコ入りの交渉が破談となってしまう。

 その状況から期限最終日の31日になって、昨夏から熱烈オファーを受けていたベシクタシュ移籍が決定。今季終了までの期限付き移籍が発表された。

 1日からチーム練習に合流。ドイツ語でイレブンと会話するなど、コミュニケーションも順調という。背番号も長年クラブでつけていた23番に決まりデビューに向けた準備を整えていた。

 新天地でのデビューに向け香川はブログに「自分のやれることを思う存分発揮したいと思います」と書き込んでいた。

 この日はわずか10分ほどのプレーも、あいさつ代わりには十分すぎる内容でインパクトを与えたことで再び躍動するきっかけとなるはずだ。