“キング・カズ”ことJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(51)が31日、プロ34年目のシーズンに向けてチームに合流した。昨季リーグは9試合出場(無得点)もスタメン出場がなかったこともあって「先発にこだわって戦っていきたい」と決意を口にした。

 一方で、アジアカップに臨んでいる日本代表について言及。自身が優勝を経験した1992年日本大会を振り返り「僕らはグループリーグでかなり苦労した。2分けで迎えた最後のイラン戦にやっと勝って上(決勝トーナメント)に行けた。そこからものすごい勢いがついた。大会の中で一試合、一試合成長していることが実感できるというか、今(のチーム)もそういうものを感じてやっていると思うし、僕らも92年のときはそういう感覚があった」とチームの“進化”を指摘した。