フランス1部のナントからイングランド・プレミアリーグのカーディフに移籍したFWエミリアノ・サラ(28)を乗せた軽飛行機が消息不明になっている件について、フランス紙「レキップ」はサラが機内から友人に音声メッセージを送っていたことを報じた。

 21日夜にナントからカーディフへ向かう途中だったサラは、搭乗後すぐに友人に「飛行機に乗っているが、粉々になりそうだ」と機体の異変を訴えた。さらに「もし1時間半以内に僕から連絡がなければ…。誰かが僕を救出しに来てくれるかはわからない。たぶん見つからないだろうから」と続けた。このメッセージをサラの父親が確認した模様だ。

 現在も機体は発見されておらず、複数のメディアは生存の可能性が極めて低いとしている。欧州サッカー界ではサラの無事を願う声が続出。過去にサラと対戦したことがあるフランス代表FWキリアン・エムバペ(20=パリ・サンジェルマン)は「サラと、搭乗していた人たちのことを思っている」などとツイートした。