森保一監督(50)が2大会ぶりのアジアカップ制覇に向けて“中東の笛”に警戒感を強めた。

 今大会は中東のUAEで開催。日本はこれまで中東諸国での戦いでレフェリーの不可解な判定に何度となく泣かされてきた。指揮官も意識しており「日本代表の戦いの中でいろんな判定の部分、そういうことで驚く部分があったり、いろんなことを経験してきた」と苦笑いを浮かべる。

 ただ、判定をコントロールすることはできないだけに神経質になり過ぎるのも禁物。「何が起こるかわからないけど、想定外のことが起こったときに自分たちから乱れて崩れないように」と泰然自若の構えだ。

 そして「育成年代で代表を経験した選手も多い。アジアの戦いで日本では起こり得ないことを経験している。選手たちは自信を持ってやってくれる」とイレブンに信頼を寄せていた。