クラブW杯(UAE)で4位に終わったJ1鹿島は24日、成田空港に帰国した。

 22日に行われたリバープレートとの3位決定戦では、MFゴンサロ・マルティネス(25)に2ゴールを許すなど勝負どころで立て続けに失点。自慢の攻撃陣も最後までゴールを奪えず、0―4と惨敗を喫した。

 準決勝のRマドリード戦での1―3に続く完敗に、大黒柱のMF小笠原満男(39)は試合後「初戦で勝ちはしたが、最後の2つは非常に悔しい試合で、情けない試合をしてしまった。悔しい思いでいっぱい」と無念の表情。帰国後に取材に応じたDF昌子源(26)も「(ロシアW杯の)ベルギー戦もそうだし、国としても(所属の)チームとしても、世界(との差)を見せつけられた」とショッキングな結果に肩を落とした。

 それでも昌子は「この経験を生かしたい」。国際舞台で味わった屈辱を糧にして、常勝軍団が来季のV奪回と世界へのリベンジを期す。