ルヴァンカップ初優勝 J1湘南の曹監督が7年間培った「一体感」

2018年10月31日 16時30分

優勝カップを手にする曹貴裁監督

【武田修宏の直言!】J1湘南がルヴァンカップで初優勝したね。横浜Mと激しい攻防を繰り広げたが、勝負を分けたのはチームの一体感だったかな。試合を見ていて、そう感じたよ。

 正直、湘南のグラウンドは河川敷だし、クラブの施設も素晴らしいとは言い難い。そうした中で、チームを強化するために曹貴裁監督(49)の熱心な取り組みがあったんじゃないかな。これまで何度も練習を見させてもらっているけど、その指導は本当に参考になる。オフには自腹でドイツ視察に行って勉強も欠かさないし、ピッチ内外で選手へのケアがこまやかなんだよね。

 だから選手たちも監督を信頼してついていくんじゃない? 試合を見ていて、ベンチにいる監督やスタッフとしっかり意思疎通ができている感じがあって、チームにまとまりもあった。逆に横浜Mはそのあたりがちょっと足りなかったのかな。

 まあ、就任して7年。現場とフロントがぶれずにやってきた効果は大きいよ。そろそろサッカー界は来季契約の話も出てくる時期だけど、湘南はビジョンを共有していたからこそ、J2に降格してもソウ監督を解任しなかった。だからタイトルを取れたと思うね。 (元日本代表FW)