FC東京・室屋 “兄貴”柴崎とのホットラインでレギュラーつかむ

2018年10月30日 16時30分

代表の中核を目指す室屋成

【森保ジャパン新戦力の意外な○○ 室屋成(24=FC東京)】DF室屋成(24=FC東京)が、高校時代の先輩との“ホットライン”でレギュラーを狙う。

 森保一監督(50)の初陣となった9月の国際親善試合コスタリカ戦、今月の同パナマ戦に右サイドバックとして先発し、安定した守備と積極的な攻撃参加で躍動。着実に指揮官からの信頼を積み重ねている。室屋自身も「監督の求める部分や自分の良さを出すプレーは何度かできてきている」と確かな手応えをつかみつつある。

 新進気鋭のサイドバックが目指すのが、青森山田高の先輩にあたるMF柴崎岳(26=ヘタフェ)との黄金コンビ結成だ。同高で絶対的なエースとして全国区のスター選手だった柴崎が3年時の1年。本来なら気軽に話せる存在ではないが「1年生の中では一番話す機会が多かったと思う。特に僕はかわいがってもらった。たまに部屋に呼ばれて話したり」と兄弟のような間柄だった。「高校のころからすごくストイックな選手で一人だけ意識が違った。そのころは、オレには無理だなと思った(笑い)」と偉大な先輩の背中を追いかけ続け、やっと同じ日の丸戦士になった。

 パナマ戦ではついに代表のユニホームを着て同じピッチに。だがこの時は柴崎が後半43分から投入され、わずか数分間の共闘で終わっただけに今後は2人のホットラインを築いていく覚悟だ。

 室屋は高校時代の柴崎について「パススピードが速くて正確で、コントロールするのに必死だった」と苦笑いするが「一緒にプレーできたら最高。すごくいいボールが来ると思うので、あのころは合わせられなかったけど、今はしっかり合わせられる」と腕をぶす。代表で再会を果たした青森山田コンビが、森保ジャパンの大きな武器になりそうだ。