【ルヴァン杯】湘南初優勝の原動力は親会社の「結果にコミット」する支援策

2018年10月29日 16時30分

 サッカーのJ1湘南が、“RIZAP(ライザップ)効果”で常勝クラブ化を進めていく。

 27日のルヴァンカップ決勝(埼スタ)で横浜Mとの神奈川ダービーを制して同カップ初制覇。主力の引き抜きに何度も遭いながら就任7年目で悲願の初タイトルを獲得した曹貴裁監督(49)は「何度も心が折れそうというか折れたときもあったが、なんとかやってこれた」と男泣きした。

 指揮官の執念とともに、今年4月にフィットネスジム運営などを手がけるライザップグループが親会社となった影響も見逃せない。すでにトレーナーや栄養士の派遣を受けて効果を得てきたが、さらなるタイトル獲得に向けて同社は豊富な資金で支援を惜しまない考えだ。瀬戸健社長(40)は「我々の一方的な考えではなくて、いろいろ聞かせてもらって必要なことをサポートしていきたい。クラブハウス、トレーニング施設、リハビリ施設などこの機会(ルヴァン杯優勝)に何が必要なのか、みなさんと一緒に考えていきたい」と大盤振る舞いを約束した。

 現在使用している神奈川・平塚市内のクラブハウスは手狭になっており、イレブンから施設整備を求める声も上がっている。川崎は2016年から以前のプレハブクラブハウスから豪華設備の整った建物に移ったところ、使用2年目の昨季にJ1初制覇を達成した。

 さらに同社の資金で、15年オフにJ1浦和に移籍した日本代表MF遠藤航(25=シントトロイデン)のように資金不足で手放さざるを得なかった選手の引き留めも可能になる。今後もさまざまな“結果にコミット”する支援が期待できそうだ。