武田修宏氏 選手のパフォーマンス引き出す森保監督の手腕に拍手

2018年10月17日 16時30分

試合に勝利し、選手と握手をかわす森保監督(中)

【武田修宏の直言!!】森保ジャパンが発足から3連勝だね。しかも世界5位に打ち勝つんだから素晴らしいよ。チームを支えたのは攻撃的MFの南野、中島、堂安。代表歴は浅いけど、それぞれが持ち味を出せたんじゃないかな。本当に今後が楽しみだよ。

 選手のパフォーマンスとともに、注目したいのは彼らの力を引き出した森保監督の手腕だね。かねて「日本人の特長を生かしたい」と言っていたように、どこかの外国人監督のように選手の個人能力に頼るのではなくて、組織やサポートなど集団としての戦い方をしている。

 たとえば、攻撃面では常に数的優位な局面をつくり出すことで、日本人の特長となる俊敏性などを発揮しやすくなったし、複数選手が絡んでいく連動性もあった。ある意味、きちんと日本選手の能力を引き出すための戦略があれば、このくらいのプレーはできるということ。ちょっと前にいた外国人監督はやれなかったけどね。

 それにチームの雰囲気もいいんじゃないかな。若手とロシアW杯組がうまく融合していると思うね。やはり、カズさんやラモス(瑠偉)さんら個性派揃いだった“ドーハの悲劇”(1993年米国W杯アジア最終予選での敗退)の経験が、チームの結束にも役立っているのでしょう。(元日本代表FW)