ポルトガル1部ポルティモネンセのMF中島翔哉(24)にスペイン行きが浮上した。地元紙「エスタディオ・デポルティボ」によると、スペイン1部セビリアが中島の獲得を検討しており、ホーム試合に毎回スカウトを派遣しているという。また、ポルティモネンセ側が日本人MFの移籍金を2000万ユーロ(約25億8000万円)に設定しているとも報じた。

 昨季は公式戦10ゴール12アシストを記録して欧州クラブの争奪戦に発展したが、今夏は残留した。高額の移籍金がネックとなって破談になった交渉もあり、実現に向けては金額面の折り合いが不可欠だろう。冬の市場へ向けてすでに多くのクラブが獲得に乗り出している中、スペインの名門クラブは本当に日本の10番に大金を払う用意があるのか。