ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉(24)が7日(日本時間8日)のスポルティング戦で2ゴール2アシストの活躍で4―2の勝利に貢献。地元メディアも大絶賛した。

 国内3大クラブの一つを相手に圧巻のパフォーマンスを披露した日本人ドリブラーについて、ポルトガル紙「レコルド」は「スーパーナカジマがライオン(スポルティング)を打ち破る」と称賛したのをはじめ、他メディアも「ナカジマが『キャプテン翼』のようなファンタスティックな活躍」「いまやリーグ最高の選手だろう」などとたたえた。

 昨季は10ゴール12アシストと大活躍。欧州ビッグクラブへの移籍もささやかれたが、ポルティモネンセ側は移籍金を2000万ユーロ(約26億円)に設定し、流出を阻止。ロシアW杯メンバーは落選したものの、今季も開幕から順調なプレーを見せており、冬の移籍市場で再びオファーが殺到するとみられる。

 かねて他クラブからのオファーについて「興味を持ってくれるのはうれしい」(中島)と話しており、地元メディアの“推しメン”となった日本代表の10番。9月の代表戦に続く活躍を見せたいところ。ステップアップを果たすのは時間の問題のようだ。