サッカー、イングランド・プレミアリーグの一つ下のディビジョン、FLチャンピオンシップに所属するストークのFWサイド・ベラヒーノ(25)が“怪挙”を達成した。といってもピッチ上ではなく、わずか6か月の間に、それぞれ母親の違う3人の子をもうけたというのだ。

 ベラヒーノは5月30日、婚約者でバー経営者のステファニア・クリストフォロウさん(27)との間に、3400グラムの男児をもうけた。そして、7月17日、2800グラムの女児が誕生している。この女児の母親はステファニアさんではなく、元恋人のチェルシー・ラブレスさんという女性だ。

 英紙「デーリー・メール」によると、2人の子供のそれぞれの出生証明書で、ベラヒーノは子供の父親となっていることが確認されているという。

 ベラヒーノは、昨年10月に婚約中だったステファニアさんと盛大な結婚式を挙げた。ところがその後、ベラヒーノは元恋人のチェルシーさんを自宅に連れ込んだことが発覚し、婚約は破談となった。妊娠期間を計算すれば、チェルシーさんはちょうどこのころに身ごもったことになる。

 これだけでも大いに修羅場となりそうだが、この男はダテではない。

 ベラヒーノの弁護士によると、彼の子供を産んだばかりと主張する3人目の女性と話し合いを進めているという。その話が事実であれば、わずか6か月の間に3人の女性に子供を産ませたことになる。

 一方で、肝心のピッチ上での成績は全く振るわない。今年のロシアW杯で活躍したハリー・ケイン(25)より先に世代別代表にもA代表にも選ばれ、将来を期待されたが、私生活が安定しないためか低迷。8月28日に913日ぶりとなるゴールを決めた時も屈辱的に報じられた。

 私生活における素行の悪さとして、2015年1月に飲酒運転で検挙されたのをはじめ、17年にはドラッグ検査で陽性反応が出て、8週間のプレー停止処分を受けた。今や3児の父親となった彼には本業にしっかりと励んで、本当のハットトリックを見せてもらいたいものだ。