武田氏「磐田FW・小川は先輩ストライカーの長所盗め」

2018年09月26日 16時30分

小川航基

【武田修宏の直言!!】22日のJ1磐田―横浜M戦を現地で取材して、ストライカーというのはやはり簡単なポジションじゃないと感じたよ。高校時代からずっと注目してきた磐田FW小川航基(21)が最近先発で起用されているので、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか期待していたんだけど、結果は出なかった。

 試合後、他の選手たちにも話を聞いたところ、小川は伸び悩んでいる感じだった。ポストプレーも自分からの仕掛けもできて、シュート力もあるのはわかっているが、それをなかなか出せない。小川は2年後の東京五輪でエースの重責を担う選手。チームで何とか彼を成長させたいという気持ちが伝わってきた。

 磐田というクラブはかつて中山雅史が高原直泰を一本立ちさせたように、先輩ストライカーが後輩と徹底的に対話をすることで、後輩がその後エースとして活躍する土壌がある。今の磐田にはFW大久保嘉人、FW川又堅碁という実績十分の2人のストライカーがいる。小川もその2人の長所を盗んで、もうひと回り成長してほしい。

 ストライカーという視点で、もう一人、気になる選手がいる。鹿島FW鈴木優磨(22)はFW金崎夢生が鳥栖に移籍した後、エースとしてチームをけん引。まだ粗削りだけど、決定力の高さや勝負強さ、フィジカル面ではまだ伸びしろを感じる。こういう選手はもう一段階上のステージ、つまり日本代表でプレーしたら、さらに大きく化ける可能性がある。森保監督には10月の2連戦でぜひ選んでほしいと思う。(元日本代表FW)