サッカー元イタリア代表のデル・ピエロ氏(43)、元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(37)らが22日、都内で行われた、小児がんの子供たちを支援するイベント「ルカ・モドリッチ チャリティーイベント2018 WE ARE THE FUTURE」に登場した。

 デル・ピエロ氏は子供たちと「デル・ピエロFC」を、元朝青龍は「朝青龍FC」を結成してフットサルで対決。デル・ピエロ氏が往年のテクニックを披露する中、元朝青龍も大ハッスルだ。アシストを決めると上機嫌で「これで問題になったんだけどね」。2007年にけがを理由にモンゴルに帰国した際にサッカーしていたことがバレてしまい、2場所出場停止となった騒動をネタにした。

 さらに「僕、イタリア大好きなので。2006年のW杯の時も、始まる前に優勝だと言ったら(イタリアが)優勝になった。デル・ピエロさんと今日、チャリティーイベントに出られて良かったです」と笑顔。続けて「(サッカーをしても)今は問題なしですね。昔、サッカーやって大問題になったんでね。サッカーを問題にしないでください。今もサッカー好きです。イタリアも大好きだし、デル・ピエロさんも大好き。こういう企画、聞いた瞬間に喜んじゃった」と興奮気味に語った。

 初めて一緒にサッカーをしたデル・ピエロ氏は「横綱が素早いので驚きました。サッカーがちゃんとできるので感銘を受けました」と驚いた様子で「ぜひ今度イタリアに来ていただいて、サッカーが一緒にできれば」と誘った。

 イベントには元サッカー日本代表・岩本輝雄氏や磯貝洋光氏も参加。シーズン中のため来日できなかったクロアチア代表のモドリッチ(レアル・マドリード)は、ロシアW杯準決勝のイングランド戦で着用したユニホームを提供した。