【欧州CL】Cロナ一発退場もユベントス2発快勝

2018年09月20日 11時30分

C・ロナウド(右)は悔し涙を流しながら退場した(ロイター)

【スペイン・バレンシア発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ開幕節8試合が19日(日本時間20日)に行われ、H組のユベントス(イタリア)のFWクリスチアーノ・ロナウド(33)が敵地でのバレンシア(スペイン)でまさかの一発退場という憂き目に遭った。試合は2―0で勝ったものの、新天地でのCL初戦はほろ苦いものとなった。

 難攻不落のスタジアムと呼ばれるメスタージャは、昨季までスペインリーグで猛威を振るった男に大きな試練を科した。

 Rマドリードからユベントスに移籍したC・ロナウドの新天地でのCL初戦。敵地のサポーターからブーイングを浴び、異様な雰囲気の中でキックオフした試合は予想外の展開となった。ユーベが開始早々から敵陣に攻め込み、チャンスをつくり出していた中で迎えた前半29分。左クロスに合わせようとゴール前に入ったC・ロナウドと接触したバレンシアDFムリジョがオーバーアクション気味に倒れ込んだ。

 最初、主審は気づいていなかったが、バレンシアイレブンのアピールで審判団が協議。その結果、ムリジョへの暴力行為があったと判定され、主審はC・ロナウドにレッドカードを提示した。まさかの展開にC・ロナウドは涙を浮かべて猛抗議。だが判定が覆ることはなく、背番号7は肩を落としてピッチを後にした。

 これで数的不利になったユーベだが、残った10人は奮起した。バレンシアの攻撃を何とか食い止めると、前半終了間際にPKを獲得。これをFWミラレム・ピアニッチ(28)が決め、1点リードで前半を終えた。

 後半に入っても旗色は良くなかったユーベだが、C・ロナウドを退場させたムリジョのファウルで6分に再びPKを獲得。これをまたもピアニッチが冷静に決めてリードを2点に広げた。アディショナルタイムにはPKを献上したが、これはポーランド代表GKシュチェンスニがストップ。エースが消えても完封勝利を収め、イタリア王者の力を見せつけた。

 今回の退場でC・ロナウドは次節ヤングボーイズ(スイス)戦は出場停止。規律委員会の裁定次第ではさらに出場停止試合は増える可能性もある。

 CL7季連続得点王、さらに異なるクラブでのCL4連覇を目指していたが、今季はどん底からのスタートを強いられることになった。