【欧州CL】メッシいきなりハットトリック バルサ白星発進

2018年09月19日 11時30分

右足でハットトリック達成のメッシ(ロイター)

【スペイン・バルセロナ発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)2018―19シーズンが18日(日本時間19日)に開幕し、B組のバルセロナ(スペイン)がホームでPSV(オランダ)を4―0で下して白星発進した。6月のロシアW杯で不完全燃焼に終わったエースFWリオネル・メッシ(31)がいきなりハットトリックの大爆発。4季ぶりの覇権奪回に向けて存在感を示した。

 本拠地・カンプノウの主役はやはり背番号10だった。試合開始から主導権を握ったバルサはPSVゴールを何度も脅かすと、前半32分に得たゴール正面での直接FKのキッカーとして立ったのはメッシ。GKとの駆け引きから左足を軽く振り抜くと、鋭い回転がかかったボールはゴール右上に突き刺さった。

 勢いづいたバルサは後半に入っても攻撃の手を緩めず、30分にフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(21)の個人技で2点目。さらに32分にクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(30)の浮き球の縦パスに反応したメッシがダイレクトで合わせて3点目を奪った。

 直後にフランス代表DFサミュエル・ウンティティ(24)が2枚目の警告で退場になったが、エルネスト・バルベルデ監督(54)は攻撃の人数を減らさなかった。42分には守備ラインの裏に抜け出したメッシが、得意ではない右足で決めてCL8度目のハットトリックを達成。エースの圧巻のゴールショーにスタジアムのサポーターは惜しみない拍手を送った。

 2か月半前、悲願のW杯優勝を狙ったメッシはフランスに敗れ、ロシアの地で失意のどん底に落ちた。アルゼンチン代表としてのキャリアに終止符を打ったが、すぐにバルサでのプレーに切り替えることは精神的に難しかった。それでも国内リーグ連覇とCLのタイトル奪還の目標に向けて再スタート。バルベルデ監督は「メッシはキャリアにおいてハットトリックを決めるのに飽きることがない」と舌を巻いた。

 これで05年のCLデビューから14季連続でゴール。レアル・マドリードで活躍したラウル・ゴンザレス氏の記録に並んだ。バルサの10番はまだまだ輝きを放ち続ける。