散歩隊、ストレッチ隊に続き日本代表に第3勢力?森保ジャパンに「マッチョ隊」

2018年09月18日 16時30分

森保ジャパンでマッチョ隊の結成に動く浅野。右は槙野

 森保ジャパンに“第3勢力”が誕生しそうだ。11日の国際親善試合コスタリカ戦で再スタートした日本代表は2022年カタールW杯に向けて森保一監督(50)が若手メンバーを続々と抜てきし、世代交代を強く印象付けた。そんな中、これまで代表の主力選手たちが結成してきた「散歩隊」や「ストレッチ隊」に続き、新たに「マッチョ隊」の活動が本格化してきた。

 代表チームは活動期間が短いため、合宿中にコミュニケーションを取る時間が重要になる。練習やミーティングはもちろん、近年の日本代表で“文化”として定着しているのは自由時間にリフレッシュしながら親睦を深める方法。その代表例が散歩隊だ。

 遠征地の宿舎周辺をぶらぶらと歩きながら本音で語り合う時間は、お互いを理解し合う絶好の場。主にGK川島永嗣(35=ストラスブール)やDF吉田麻也(30=サウサンプトン)ら守備陣が参加している。ロシアW杯後に代表引退した前主将のMF長谷部誠(34=Eフランクフルト)は散歩隊について「大切なコミュニケーションの一つ。続けてほしい」と話すほど代表選手のルーティンとして定着していた。

 その後、新たな勢力として台頭したのがDF長友佑都(32=ガラタサライ)を中心とするストレッチ隊だ。長友は身体機能を高めるストレッチの重要性を提唱し、ヨガの要素も取り入れた自己流の方法を考案。代表宿舎の廊下にマットを敷いてチームメートに伝授するストレッチ講座を開き、熱心に指導した。DF槙野智章(31=浦和)やFW原口元気(27=ハノーバー)らが参加し、リラックスしながら言葉を交わす場は好評を博した。

 この2大勢力に加えて新たなグループを結成する動きが出てきた。

「新しい選手も多く入ってきたし、宿舎でいろんな形でコミュニケーションを取ることは大事」と語るFW浅野拓磨(23=ハノーバー)だが「僕はあんまり散歩とかはしないタイプで…」と既存の“サークル”にはあまり乗り気でない様子。それならばと「何かやるならウエートトレーニングをしながらいろんな選手と話すとか、そういうのをしたい」と自身が打ち込みやすい“筋トレ隊”を結成しようというのだ。

 練習メニューとしてだけでなく、リフレッシュとして行う筋トレ愛好家は代表内にもおり、多くのメンバーが参加を希望する見込み。「筋トレはいろいろ工夫しながら積極的にやっている」というフィジカル自慢のDF冨安健洋(19=シントトロイデン)も「練習以外のコミュニケーションは大事になると思う」と手を挙げそうだ。森保ジャパンの発足で世代交代が加速し、大幅にメンバーが入れ替わっていく中で“チームマッチョ”が日本代表の新たな潮流を生み出すか。