異例のおわび行脚だ。日本代表・森保一監督(50)が12日、合宿中に右足薬指を負傷した日本代表FW杉本健勇(25)のJ1C大阪、ジャカルタ・アジア大会中に右足首を負傷したU―21代表FW前田大然(20)のJ2松本を訪問。その意図について「代表活動でのケガなので、そのへんを少しお話をさせていただければ」と説明した。

 ただ、クラブとのやりとりは本来、関塚隆技術委員長(57)など事務方の仕事。あるJクラブ関係者も「そこは関塚の仕事じゃないのか」と疑問を呈した。関塚委員長は指揮官の謝罪行脚について「われわれ協会として今までしっかり(クラブに)伝えているが(森保監督)本人のそれ以上の気持ち」と話したが、協会として支援を約束した兼任監督へのサポート体制は万全とは言えないようだ。