中島&南野がコスタリカ戦で躍動! ロシアW杯組とのポジション争い激化

2018年09月12日 16時30分

激しく競り合う南野(左)は代表初ゴール

 サッカー日本代表は11日の国際親善試合コスタリカ戦(大阪・吹田)に3―0で勝利し、森保一監督(50)の初陣を白星で飾った。大きな収穫となったのが、MF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)の活躍だ。ゴールこそなかったが、2得点に絡むプレーで勝利に貢献。「背番号10」の責任を果たした。今後のロシアW杯組を含めた攻撃陣のポジション争いは激化必至だ。

 4年後に攻撃の中心を期待されるメンバーが躍動した。まずは3年ぶりの代表招集となった南野拓実(23=ザルツブルク)が待望のA代表初ゴールを決めた。1―0とリードして迎えた後半21分、MF遠藤航(25=シントトロイデン)のクロスを受けると左足で冷静にゴールネットを揺らした。

 それまで2度の決定機を逃しており“3度目の正直”ゴール。南野は「(直前にシュートを外し)ゴールが近いなという感覚はあった」と振り返ったが、納得しているわけではない。「まだまだ足りない。僕自身、今日は満足していない。攻撃のところでもっと起点になるか、ラストパスとかそういうところの本数は出せると思う」

 無条件で喜べないのはトップ下のポジションを争うMF香川真司(29=ドルトムント)らロシアW杯組がまだ選出されていないからだ。「今日はゴールしただけ。W杯メンバーを脅かせるとは思っていない。チームに帰ってまずはアピールして、10月に選ばれることを意識したい」と表情を引き締めた。

 一方の中島は得点こそ決められなかったものの、10番の存在感を存分に発揮。セットプレーのキッカーを任され、前半16分のオウンゴールは自身のCKから生まれた。2点目もアシストをマークした遠藤に鋭いスルーパスを送った。「10番というのはサッカーでは特別な番号だと思うし、それも含めてすごく楽しかった」。好パフォーマンスを披露して自信を深めた。

 森保ジャパンの初陣で若手選手が躍動したことに、ロシアW杯メンバーのDF槙野智章(31=浦和)は「今日の結果で欧州でプレーする選手にかなりのプレッシャーを与えている」と話した。香川やMF乾貴士(30=ベティス)、MF原口元気(27=ハノーバー)ら主力組の気持ちを代弁し「これからが本当のサバイバルになる」と強調した。

 新旧攻撃陣の差が縮まりつつある中、誰が森保ジャパンをけん引していくのか。