新生日本代表注目の2人 堂安&中島を前園真聖氏が緊急分析

2018年09月10日 16時30分

A代表デビューが確実な堂安(手前)が最終調整

 新星MF堂安律(20=フローニンゲン)は新エースになれるか。森保一監督(50)の初陣となる国際親善試合コスタリカ戦(11日、吹田)に臨む日本代表は9日、大阪・吹田市内で調整した。元日本代表MF前園真聖氏(44=本紙評論家)はA代表デビューが確実な期待の新星を徹底分析。さらに日本の10番を任されたMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)にも大注目した。

 森保ジャパンの初陣では堂安に注目です。2020年東京五輪のエース候補でもありますが、すでにA代表でも十分な戦力と言えます。そのポテンシャルは誰もが認める選手ですし、今後の日本代表を支えていく一人になるのは間違いありません。

 昨季オランダ1部リーグに移籍すると、9得点(公式戦10得点)を決めるなど、すぐに結果を出してレギュラーに定着しました。足元の高い技術とともに自らドリブルで仕掛けていく積極的なプレーは好感が持てますし、2列目からの飛び出しやアジリティー(俊敏性)を生かしたプレーも彼の大きな魅力です。

 直接、話したことはありませんが、画面を通じて堂安のパフォーマンスを見る限りは物おじしない性格でしょう。貪欲にゴールに向かう姿勢や外国人選手と言い合いする姿からもキチンと自分を主張できる選手と感じています。日本選手は海外で自己アピールができずに苦しむ傾向がありますが、世界でも十分に戦えるタフなメンタルを備えています。

 特にオランダで結果を出したことで、A代表でも十分にやれるという自信につながっているはずです。本人も活躍を前提に代表の中心選手としてチームをけん引していく覚悟を持っているのではないでしょうか。

 まだ20歳と伸びしろも多い年代ですから、まずは新エース候補として国際舞台で成長を見せてほしいです。

 もう一人、気になっているのは中島です。16強入りしたロシアW杯メンバーには残念ながら選出されませんでしたが、昨季ポルトガル1部リーグでは10ゴール12アシストと結果を出した実力者。今回は日本の10番に指名されたように、今後の日本を背負うと期待されている選手です。

 ただ堂安にも言えることですが、代表の2列目は今回は招集を見送られたW杯代表のMF乾貴士(30=ベティス)、MF香川真司(29=ドルトムント)、MF原口元気(27=ハノーバー)ら実力者が控えています。代表の舞台では、アピールする機会も限られています。結果が求められている中島も、危機感を持ってしっかり臨んでほしいですね。