森保ジャパンの10番争奪戦メラメラ

2018年09月06日 16時30分

エースナンバー10を背負う中島。左は堂安

 日本代表は5日、国際親善試合チリ戦(7日、札幌)と同コスタリカ戦(11日、吹田)に臨むイレブンの背番号を発表した。注目の10番はMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)が暫定で背負うが、イレブンも興味津々で今後、争奪戦に発展しそうな雲行きだ。

 リオデジャネイロ五輪でもエースナンバー10を任された男が再び重責を担う。中島は「好きなのでよかった。期待に応えられるようにしたい。今までいい選手がつけてきたので、そこはしっかり理解しないといけない。試合に出て、いいプレーして、勝利に貢献したい」と決意を語った。

 ただ、今回は若手中心のため、あくまで暫定。21番に決まった東京五輪のエース候補MF堂安律(20=フローニンゲン)は「いい番号をもらえればそれに越したことはない。将来の10番? 目指せるかなと。結果を残してからそういう発言をしたい」。20番のDF槙野智章(31=浦和)は「10番がいいって言っていたんだけど…」とまだ諦めていないという。

 日本代表の象徴となる10番に多くの選手が興味を示す理由の一つに、2011年から10番を背負ったMF香川の不透明な処遇がある。本来ならば、その実績からも代表復帰すれば、即エースナンバーをつけるはずだが、今季クラブでは“構想外”の扱いでベンチ入りもできていない。

 このまま試合に出られない状態が続けば10月に2試合、11月に2試合が予定される代表活動にも選出されないことは確実。となれば、来年1月のアジアカップ(UAE)に臨む日本代表から落選という事態も十分にあり得る。その後任は中島が筆頭ながらも、イレブンは10番奪取に色気を見せているわけだ。

 今回のメンバーならばMF南野拓実(23=ザルツブルク)も10番候補で、選出されなかったMF原口元気(27=ハノーバー)やMF柴崎岳(26=ヘタフェ)も有力だ。果たして森保ジャパンの10番争奪戦を制するのは誰か。