南野vs堂安“ポスト本田争い”で火花

2018年09月05日 16時30分

ボール回しで倒れ込んだ植田に(左から)中島、堂安、南野は爆笑した

“ポスト本田”は誰なのか。長年大黒柱として君臨した日本代表から引退を表明したMF本田圭佑(32=メルボルンV)。その有力な後継候補となるMF南野拓実(23=ザルツブルク)とMF堂安律(20=フローニンゲン)が、森保ジャパンのエース争いを繰り広げそうだ。

 南野はオーストリア1部リーグで2年連続2桁得点をマークするなど、高い決定力を見せてきた。強豪が参戦する欧州リーグでも活躍したが、代表にはなかなか定着できず、2015年10月以来の招集となった。

 南野は「自分としては常に成長してきた自負もある」とプライドをのぞかせる。その上で「分かりやすい結果にはこだわりたい。ゴールとアシストで貢献したい」と初陣で大きなインパクトを残そうとヤル気満々。22年カタールW杯出場に向けて「もちろんその気持ちはある」と力を込めた。

 ポジションやプレースタイルが似て、最大のライバルと目される堂安とは「実は初対面」だったが、すぐに意気投合してこの日は長時間話し込む場面も。「地元も関西だし共通する話題がいくつかあった。サッカーの話とか向こう(欧州)の話とか。切磋琢磨してレベルアップしたい」と強く意識する。

 対する堂安も、さっそくビッグマウスを炸裂させる。「年齢は関係ない。自然に(世代交代の)流れを待つんじゃなくて自分たちからつかみにいかないと。ピッチの中で表現して『あいつ、スゲーな』と言われるプレーをしたい」。代表は招集されるだけで満足するのではなく、結果を出さなければいけない場だと理解しているからだ。

 昨季はオランダ1部で結果を出し、今季は不動のレギュラーとして戦っている。「自信がなければ自分の良さは出せない。1年前でも(日本代表で)やれる自信を持っていた」とどこまでも大胆不敵だ。

 決定力とキープ力を兼ね備え、強気な一面も併せ持つ2人の姿は、かつてのエース本田とも重なるだけに、その後継争いは注目だ。