【アジア大会】なでしこ2大会ぶり金メダル 菅沢が終了間際に劇的ヘッド

2018年08月31日 22時54分

劇的ヘッドを決めた菅沢(AP)

【インドネシア・パレンバン31日発】ジャカルタ・アジア大会のサッカー女子決勝で日本は中国を1—0で下し、2大会ぶり2度目の優勝を飾った。

 大粒の雨が降りしきるなか、前半は大柄な選手が多い中国がペースを握り、日本は守勢に回る場面が多かった。フィジカルを生かした攻撃に防戦一方だったが、GK山下杏也加(22=日テレ)が何度も好セーブを見せて、0—0のまま折り返した。

 後半になると、なでしこジャパンは徐々にペースを取り戻して底力を発揮。後半45分にサイドを駆け上がったMF中島依美(27=INAC神戸)からのクロスを、途中出場のFW菅沢優衣香(27=浦和)が頭でゴールに流し込んだ。これが決勝点となり、なでしこが歓喜の瞬間を迎えた。

 4月のアジアカップ制覇に続くアジア最強の座。しかも、国内チーム所属選手だけで戦っただけに、高倉麻子監督(50)は「難しいゲームだったけれど、ワンチャンスを決めてくれた。昔から最後まであきらめず戦うなでしこの血は受け継いでいる」と安堵の表情。殊勲の菅沢も「(チャンスは)あそこしかなかった。最高でした」と笑顔だった。

 ただ、来年のフランス女子W杯に向けては「世界一を取るには課題が多かった」(高倉監督)。2度目の世界一へ、まずはチームの底上げに成功した。