日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が13日、ジャカルタ・アジア大会の日本選手団の副団長として結団式に出席し、カンボジア代表の実質的な監督に就任した日本代表MF本田圭佑(32)について言及し「2週間くらい前に聞いていた。メルボルンで頑張るのが一番だが、彼みたいな選手が、監督とかそういう中にいるのはうれしいこと」と語った。

 ただ本田が現役でいる限り、日本とカンボジアが対戦すれば、情報漏えいや八百長を疑われる事態にもなりかねないことに、協会トップは「(代表に)選ばれてから決めればいい。選ばれてないのにダメというのは違う」と話していた。