敵ばかりおいしい?神戸イニエスタ効果

2018年08月06日 11時30分

 J1神戸が5日のFC東京戦(味スタ)で0―1と敗れた。今夏に加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が家族と再来日するために一時帰国中。ビッグネーム不在が響き、攻撃陣はチャンスをつくれず無得点に終わった。

 神戸の吉田孝行監督(41)が「これだけたくさんのお客さんが入った中で、情けない試合をした。彼がいないと影響は大きい」と嘆けば、イレブンも「彼がいたらプラスアルファで何かをやってくれたんじゃないか」(MF三田啓貴=27)と穴の大きさを痛感。神戸の助っ人頼みの現状が改めて浮き彫りになった。

 この日のアウェーでの一戦はイニエスタ目当てで前売り券が飛ぶように売れてFC東京の主催試合として史上3位の観客動員数となる4万4801人を記録。DF室屋成(24)が「イニエスタ選手のおかげで(観客が)来たと思う」と語ったように、世界的スターの加入効果は皮肉にも相手チームにばかり“貢献”する格好となっている。