U-21の11月UAE遠征で本田監督代行プラン浮上

2018年08月04日 16時30分

本田圭佑

 日本サッカー協会は3日、ジャカルタ・アジア大会に臨む男子のU―21日本代表メンバー20人を発表した。A代表と兼任で率いる森保一監督(49)は会見で優勝への意気込みを語る一方、オーバーエージ(OA)選手を早期招集したい考えを表明。11月の活動でMF本田圭佑(32)が招集される可能性が出てきたが、まさかの役割を担うこともありそうだ。

 メダル獲得を期待される2020年東京五輪を見据えると、酷暑の過密日程で行われる今大会は一つの試金石。14日に初戦のネパール戦を迎える森保監督は「1試合でも多く戦うことで(最終的に)頂点に立つことを目標にしたい」と意気込んだ。

 本番モードが徐々に高まる中、指揮官はかねて明言していた本番でのOA枠についても指針を示した。

「今回は(認められているOA選手を)使わないが、呼べるのであれば次の大会から呼びたい。(若手が)経験のある選手から言葉で伝えられ、一緒にプレーして感じてもらうことがあると、若い経験の浅い選手の成長につながると思う」

 同代表のアジア大会後の活動は11月のUAE遠征。OA枠で東京五輪を目指す意向を表明したMF本田を招集する可能性もある。OAに立候補している選手はDF長友佑都(31=ガラタサライ)やFW武藤嘉紀(26=ニューカッスル)らもいるが、日程が重なるA代表の活動が優先されるために参加は不可能。その点、代表を引退した本田なら所属クラブの了承さえあれば招集できる。

 しかも11月の遠征は、森保監督がA代表の国際親善試合に専念するため、指揮官不在が確実。そこで浮上するのは、本田の“監督代行プラン”だ。もちろん正規の監督代行は置かれるが、本田がいればピッチ内外で存在感を発揮するのは自然な流れ。これまでの経験を若手に還元できれば、チームに大きなプラスをもたらす。

 森保監督は「OAでのプレーを表明してくれるのはありがたいし、心強い」と語っており、本田を含めたOA選手の力を借りて東京五輪チームの強化を進めていく。