“ドーハの悲劇”の戦友・松永成立氏が明かす森保監督の一番のストロングポイントとは…

2018年07月31日 16時30分

松永成立氏

 J1横浜MのGKコーチで元日本代表GK松永成立氏(55)が、日本代表・森保一監督(49)に「頑張ってほしいし、成功してほしい。それしか思っていない」とエールを送った。

 森保監督は1993年米国W杯アジア最終予選で敗退した“ドーハの悲劇”を経験した日本代表の戦友。当時について「森保が代表に入ったときは名字が読めないくらい無名。僕らからすると、最初はどこの選手かなみたいな感じだったけど、人間的にもサッカー選手としても非常に尊敬できる人物だった」と懐かしそうに振り返った。

 松永氏は、J1広島を3度の王者に導くなどの抜群の実績を挙げた森保氏の指導力を高く評価した。「ただ優しいだけじゃ周りはついていかない。森保は、選手、スタッフに対してあえて厳しいことを言える。相手との関係が悪くなるから言わない人もいるけど、彼はそれができる。言った以上は責任を持ってその選手に接する。それが一番のストロング(ポイント)だね」

 また、森保氏が兼任監督となることに「別々に監督を置かなかった以上、コーチの質が重要になる。人選をきっちりやらないと、森保に負担がかかるだけで(兼任が)無駄になる。どういうコンセプトでチームをつくるのかわからないが、森保がシンプルに(監督に)専念できる環境をつくってあげるべき」と提言した。

 兼任という困難なミッションの成功は、サッカー界の協力体制があってこそ。松永氏は「僕らは無条件で森保が成功するために協力する必要がある。たとえば自チームでいいGKとかを育てて供給するのも一つの役割」と力説した。