香川真司 2度目のW杯へ「ここまでのプロセスが正しかったことを証明したい」

2018年06月01日 12時51分

会見した香川

 サッカーのロシアW杯日本代表メンバーに選出されたMF香川真司(29=ドルトムント)が1日、東京都内で取材に応じ、本大会に向けての意気込みを語った。

 前日のメンバー発表は家族と過ごしていて、選出はスタッフから知らされた。「あまり友達がいないんで、(お祝いの)メールも少なかったけど」と自虐的に笑ったが「お世話になった人たちに、しっかりお礼ができたのかなと思う」と周囲のサポートに感謝した。

 4年前のブラジル大会は見せ場も作れず、悔しさだけが残った。「あれは当然の結果というか、あれが自分たちの実力だった」。だが、そこから必死に前を向いてやってきた。「この4年、どうやったら(W杯で)勝てるのか、みんなが厳しいところに身を置いてやってきた。もがきながら、考えながら、苦しみながら壁を乗り越えてきた。ここまでのプロセスには自信がある。それが正しかったことを証明したい。今は一番準備ができている。恐れるものはない」と自信に満ちあふれた表情を見せた。

 ブラジルW杯後の2014―15年シーズン、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で出番に恵まれず、ドルトンムントに出戻り。だが翌シーズンはトーマス・トゥヘル監督の下で出場機会が減り、日本代表でも15年アジア杯準々決勝のUAE戦でPKを外して敗退するなど、苦境にあえいだ。それでも「自分自身と向き合うことが多くなった」ことで成長につなげてきた自負がある。

 今大会を「集大成」と位置づける。「チームのために戦うのが大前提だけど、個人的には自分のことに集中してやりたい」。鋭い眼光を見せた日本代表の背番号「10」に迷いはない。