【ガーナ戦】武田氏が見た初陣・西野ジャパンの課題

2018年05月31日 16時30分

試合後のセレモニーはどこかシラけた雰囲気に…

【武田修宏の直言!!】サッカーの国際親善試合ガーナ戦(30日、日産)に臨んだ日本代表は0―2で完敗。ロシアW杯本番に向けて大きな不安を露呈したが、元日本代表FW武田修宏氏(51=本紙評論家)は初陣の西野ジャパンをどう見たのか。

 わずか10日間でチームはできるはずがないってことだね。監督が代わり、メンバーも代わっての初戦でうまく機能するほうが驚きだし、突然の3バック布陣も課題が浮き彫りになったかな。前半はMF本田圭佑(31=パチューカ)、後半はMF香川真司(29=ドルトムント)と経験のある選手をアクセントにしたかったみたいだけど、先行きは不安でいっぱいだよ。

 W杯初戦までは約3週間。しっかりと課題を修正してほしい。全体に下がり気味だったが、特に左右のウイングバックが下がり過ぎて攻撃にいけなかった。ポジションの修正は欠かせないんじゃないかな。でも試合以上に残念だったのは試合後、サポーターから選手に対してのブーイングが少なかったことだね。

 日本を代表してW杯に臨むんだから、悪い試合には厳しくしないといけない。自分も1994年9月の広島アジア大会の壮行試合でオーストラリアに0―0で引き分けたとき、ファンから大ブーイングを浴びて罵倒されたけど、それで発奮できた。悪いときはしっかりと批判しないと選手も伸びない。逆に期待されていないってことかもしれないけど…。いずれにしても寂しい状況だったね。

 あと、ふがいない試合をした直後にピッチ上で、W杯に向けた壮行イベントが行われてコンサートまでやっていたけど、あまりにもタイミングが悪い。無理してやる意味ってあるのかな? あんな試合の後では、ファンの方だって盛り上がれない。

 運営サイドは、試合のあり方を真剣に考えたほうがいいよ。