31日W杯メンバー発表 西野監督の決断は?

2018年05月30日 16時30分

最終調整する香川

「日本の10番」が“残留”へ。ロシアW杯メンバー発表(31日)前、最後となる国際親善試合ガーナ戦(30日、日産)に臨む日本代表の西野朗監督(63)は29日、メンバー23人を絞り込んだことを示唆した。状態が不安視されたMF香川真司(29=ドルトムント)の選出も確実で“ビッグ3”はロシアでも継続だ。

 西野監督は「期待して少し猶予を与えて戻ってきた選手、そうではない選手もいる」と負傷者の状態が最後まで気がかりな様子を見せつつも、独特の西野節を交えながら「主力の選手、今まで代表で中心になっていた選手に関して状態は決して悪くない。この段階で、ある程度メンバーは自分の中でとらえている」と言い切った。

 指揮官がこれまでの中核メンバーに“当確”を出したことで、瀬戸際だった香川のメンバー入りも間違いない状況と言える。2月上旬に負傷した左足首の影響で約3か月も実戦から遠ざかり、指揮官が8日に欧州視察から帰国した際には「厳しい状況というのは彼自身、感じていると思う」と話し、W杯メンバー入りに暗雲が漂っていた。

 しかし12日のドイツ1部リーグ最終戦で復帰すると、代表合宿ではブランクを感じさせないキレのある動きで猛アピール。指揮官に近い複数の関係者も「香川は最終的に残る」と語っている。MF本田圭佑(31=パチューカ)、FW岡崎慎司(32=レスター)の“ビッグ3”との競演がロシアでも実現するはずだ。

 一方、現在26人が参加する日本代表でW杯メンバーから外れるのは3人。DF陣と守備的MF陣から各1人、攻撃陣から1人が落選の見込みだが、懸念されるのは右太もも痛から復帰できずにいるMF乾貴士(29=エイバル)だ。ドリブラーの状態次第では選手選考にも影響を及ぼしかねない。果たして西野監督はどんな決断を下すか。