西野監督 スポーツ界の代表無関心に危機感

2018年05月26日 16時30分

西野監督(中央)は代表イレブンにガーナ戦必勝を訴えた

 ロシアW杯に臨むサッカー日本代表の西野朗監督(63)が、代表チームを取り巻く状況に危機感を募らせている。

 それもそのはず。代表チームはハリルジャパンの3月欧州遠征をはじめW杯切符獲得後は全く結果が出ていない上に、キリンチャレンジカップのガーナ戦(30日、日産)に向けての招集メンバーは新鮮味に乏しい。しかも、いまやスポーツ界最大の関心事は日大のアメフット悪質タックル問題で、サッカー界に限ってもスペイン代表MFイニエスタのJ1神戸移籍に太刀打ちできないのが現状だ。

 これには指揮官も人ごとではいられない。「(日本代表への世間的な)関心が薄れたとか言われている中で、ガーナ戦はW杯を見据えて新しい体制としてのゲームを見せたい」と話す。イレブンとも危機感を共有しており、招集メンバー全員が集まった25日のミーティングで「日本代表への関心や期待感が薄れているが(W杯で勝つには)日本の方々の力も必要。日本人を巻き込んでやっていくためにガーナ戦はすごく大事」などと熱弁を振るったという。

 世間から存在を忘れられないためにガーナ戦は必勝というわけだが、24日にMF青山敏弘(32=広島)が右ヒザ痛で離脱し、FW岡崎慎司(32=レスター)やMF乾貴士(29=エイバル)はそれぞれ負傷から回復途上。チームが順調さを欠く中で、西野監督は思うような結果を得られるか。