【西野ジャパン】岡崎がプレミアリーグで養った「弱者の兵法」

2018年05月25日 16時30分

別メニュー調整が続いていた岡崎(左)

 侍ストライカーが“弱者の兵法”でロシアW杯に臨む。日本代表合宿4日目(24日)、右足首の負傷で別メニュー調整が続いていたFW岡崎慎司(32=レスター)は「感触はよくなっている。もうちょっとでできると思う」と、近日中にも全体練習に合流する見通しを語った。

 いよいよ復帰する岡崎について西野朗監督(63)は「(イングランド・プレミアリーグの)非常に厳しい試合の中で、あれだけ体を動かせてストライカーの役割も果たしている。彼の役割は代えがいない」と絶賛。その上で「1か月の猶予があればいい状態に持っていける」と強調した。

 世界最高峰のリーグでトップ選手と渡り合うプレーをW杯でも表現してもらいたいわけだ。一方で岡崎も自身が持つ特別な“スキル”を日本代表に伝授したいという。所属するレスターはどちらかといえば、イングランドでは弱小クラブ。マンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブと対戦するには“コツ”があるのだ。

「自分がレスターで強いチームに対してやってる部分とかを評価してくれてると思う。日本代表として格上のチームと戦うので、自分がやってきたことを出し切れる自信はある。そういう部分をチームに還元してくれって言われれば、やっていきたい」。日本がW杯1次リーグで対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドはいずれも実力上位国とあって普段のパフォーマンスが役に立つというわけだ。

 2015―16年シーズンにビッグクラブを抑えてレスターのミラクル優勝に貢献しており、そのプレーは折り紙付き。現段階で指揮官からの要望はないが、格上との戦いを体現できるのも約9か月ぶりに招集された理由なのは間違いない。ハリルジャパン時代は構想外だった岡崎の存在感はさらに増すはずだ。