【とこなめSGオーシャンカップ】グラチャンでSG初制覇の柳沢一 最高の臨戦態勢で乗り込む

2019年07月09日 11時58分

6月のグラチャンでSG初制覇と、最高の勢いで乗り込んでくる柳沢一

【ボートレースとこなめSG「第24回オーシャンカップ」(10日開幕):注目選手】何かとド派手な師匠の原田幸哉に対し、コツコツタイプの柳沢一(38歳=愛知)。SG初制覇を果たしても「特に何も変わらないですよ。今まで通りやった結果が優勝。使命感や周囲の注目度といったことは意識せずに走りたい」と気負う様子はなく、あくまで意気込みは控えめだ。

 実は今年に入ってリズムが良かったとはいえない。蒲郡の正月戦こそ制したが、その後は一般戦を含めて優勝戦にすら乗れない状況が続いた。常時7点を確保していた選手が、今期勝率(選考期間=昨年11月~今年4月)は6・49止まり。原因はペラ不振に尽きる。今年は特に機力負けする場面が多かった。

 いささか逆説的だが、この不調が6月のSGグランドチャンピオン制覇のきっかけになった。GW戦ごろから打開策を求め新しいペラ調整に挑戦し始めたが、GW戦直後の児島一般戦で久々の優勝。ここで調整のヒントをつかんだことが大きかった。

 ツキの面でもメンバー中、ナンバーワン。「(SG優勝も)予選最終日に5号艇で1着を取ってトップ通過になったことが大きかった」。まだ新しい調整にチャレンジして間がなく「正直(グラチャンは)乗りやすさはあったけど、展示タイムも出ていなかったし、出方なら児島の方が良かった」。このリズムでコンスタントに走り続けるにはさらに精度を上げる必要もあるが、直前に当地一般戦を走ったのは強み。最高の臨戦過程で乗り込んでくる。