リオデジャネイロ五輪自転車トラック競技代表の競輪選手・中川誠一郎(37=熊本)の五輪壮行会が16日、熊本市内のホテルで関係者、ファン約200人を集め盛大に行われた。

 壮行会の発起人を代表して松野頼久衆院議員のあつさつから始まり、熊本県の蒲島郁夫知事の登壇では熊本県の営業部長「くまモン」も一緒に登場、終始なごやかなムードで会は進んだ。

 中川は「このような素晴らしい会を開いていただいて感謝しています。自分ができることは走りで結果を出すことだけ。全力で頑張ってきますので応援してください」と抱負を語った。

 中川はこの4月から「九州スポーツ」(東京スポーツグループ)のロゴ入りユニホームを着用してレースに臨んでいる。東京スポーツ新聞社西部支社・大霜秀史支社長から中川に五輪での活躍と、5月の日本選手権競輪の優勝で本紙の名声を高めたことへの感謝の意を込めた横断幕と記念品の目録が渡された。