65年の歴史にいよいよ幕が下りる。船橋オート特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」は21日、最終日。最強船橋軍団に木村武之、荒尾聡が加わり優勝戦は豪華な顔ぶれになった。

 地元船橋勢はそれぞれ強い思いとファンの期待を背負ってV戦に臨む。支部長の永井大介は「この地で、また船橋支部として走れるのはこれが最後。世界最強の船橋のファンの方のためにも勝って男泣きしたい」と力強く言い切った。青山周平は「最後にいい思い出を残したい」。中村雅人は「最後だからといって普段と違う走りはできない。大勢のファンの方の前でラストランにふさわしいレースをお見せしたい」と慎重に言葉を選びながら健闘を誓った。

 65年の歴史のフィナーレを飾るのは誰か。