【全日本選抜競輪】福岡県の久留米競輪場で開催された「第31回全日本選抜競輪」(GI)は14日、最終日を行った。決勝は新田祐大(30)が猛烈なカマシで近畿勢を粉砕、番手の渡辺一成(32)が抜け出してGI初優勝を手にした。

 ナショナルチームの中心選手として活躍し、GI優勝も大いに期待されていた。やっとつかんだ栄冠。渡辺は「北日本の仲間のおかげ」と何度も強調。全身に満ちる喜びを感じていた。3大会連続がかかるリオデジャネイロ五輪出場は厳しい状況だが、3月初旬の世界選手権(ロンドン)で大逆転を狙う。